次の化学変化は、左辺と右辺の原子の数が違うため、
左辺と右辺の原子の数を合わせる必要がある化学反応式です。.
まず、化学式を使って、そのまま化学反応式をつくります。
鉄 + 酸素 → 酸化鉄
Fe + O2 → FeO
次に、次のようにして、原子の数を合わせます。
左辺のO原子の数は2つ、右辺のO原子の数は1つなので、
右辺のO原子の数を2つ、つまり、「FeO」を2つにします。..
(「O」原子1つだけを増やすことはできない。)
Fe + O2 → 2FeO
(FeOが「2」つあることを表すときは、FeOの前に「2」をつける。)
これで「O」原子の数は合いました。
最後に、左辺と右辺の「Fe」原子の数を合わせます。
.左辺の「Fe」原子を2つにします。.
2Fe + O2 → 2FeOとなります。
(Feが「2」つあることを表すときは、Feの前に「2」をつける。
Feは分子でないので、Fe2とはならない)